一幸舎が展開する、
5つのブランド

世界11カ国に展開する、博多一幸舎の最高峰「博多一幸舎 総本店」。
熟成追い炊き製法の泡系ラーメン「博多一幸舎」。
昔ながらの博多ラーメンを原点にした「博多屋台ラーメン一幸舎」。
街の中華食堂を目指す「ドライブイン一幸舎」。
新しいのに、懐かしい「博多ラーメン 二代目一幸舎」。

麺もスープも、ブランドごとに個性があり。
博多ラーメンを一人でも多くの人に食べてもらいたいと、
5つのブランドを展開しています。
昔ながらの屋台味から、新しい味を取り入れたものまで、
それぞれの個性が光る一杯をお楽しみください。

5つのブランドの図

泡があると、
なぜ美味しい?

昔ながらの豚骨ラーメンは、
豚骨スープを炊き出すときに出る脂が、分厚い層となり浮かんでいます。
それを“泡”へ変えることに成功しました。
泡の正体は「脂泡(しほう)」。
水分と撹拌されて空気を含んだ豚骨の脂の泡が、
ふわっと浮いている状態です。
そして、この泡を見たら、こう思ってください。
「しっかりと骨の味が出ている」「スープが良い状態である証だ」と。

脂泡のスープは舌の上で“ふわっとろっ”と広がり、
スーッと馴染む抜群の心地よさ。
「豚骨の旨味、甘味がガツンと響く」昔ながらの良さと、
「クリーミーなのに、後口は軽快でキレがある」新しい味。
その両方を兼ね備えた、“元祖泡系”だけの美味しさです。

ふわっとした口当たりの「脂泡」画像
ふわっとした口当たりの「脂泡」

なぜ泡ができる?
製法の秘密

一幸舎の“泡”は、ブレンダーを使わない「天然の泡」。

1つ目の羽釜は、熟したスープ。
2つ目の羽釜は、若いスープ。
熟したスープに、若いスープを継ぎ足しながら追いかける、
一幸舎独自の「熟成追い炊き製法」が、「元祖泡系」の秘密です。

2つの羽釜で骨を炊く際に、骨と骨を頻繁に動かし、
対流を変え、空気を含ませるように撹拌することで
「脂泡」は生まれます。

もちろん、「ただ混ぜ合わせる」「炊いて濃くする」ではだめ。
水分や脂の量、スープの状態や火加減、骨の動かし方やそのタイミング…
その日の湿度や気温による変化も見ながら、スープを調整。
この見極め、職人の技なくして、脂泡は生まれません。

一幸舎のラーメン=ドロっとしたド豚骨ラーメン?
そう聞かれることがありますが、それは違います。
スープに必要以上に圧力をかけないため、ドロドロにはならず、
脂泡も相まって、口当たりはトロっとクリーミーに。
豚骨の濃厚な旨味と甘みを極限まで引き出しながらも、
くどさのない絶妙なバランスこそが
「元祖泡系」の味わいなのです。

熟成追い炊き製法画像
熟成追い炊き製法
熟成追い炊き製法の図

「製麺屋慶史」の
特注麺

「ラーメンの麺まで作ってこそ、本物のラーメン屋」
そんな想いの元、2008年より自家製麺を開始。
プツッとした食感、粉っぽさのある従来の細麺ではなく、
細くとも小麦本来の香りが豊かに広がり、
もっちり感と、しなやかなコシを楽しめる独自の麺が完成。
歯切れ、スープとの相性も考え、若干の平打ちで切り出すことで
スープをより持ち上げるように作りました。

製麺屋慶史ホームページ

オリジナル麺画像
ブランドごとに違うオリジナル麺

博多一幸舎、
秘伝のタレ

中味・後味に厚みと広がりの余韻をもたらす、
博多一幸舎の味の決め手。
秘伝のタレは、創業者吉村幸助と、創業120余年の蔵元「ヤマタカ醤油」の
職人のみがレシピを知る門外不出のタレです。
丹念に作り上げた「再仕込み醤油」に複数の魚介だしを加え、
複雑味や風味を向上。塩カドを取ることで、まろやかな味わいを引き出しています。

一幸舎オリジナルの秘伝のタレ画像
一幸舎オリジナルの秘伝のタレ